ロードバイクでVS不動峠(1戦目(10戦目))前編
不動峠、それはやらねばならぬ約束の地。どうもseaneryです。
はじめに
ロードでは当然初めての不動峠ですが、当ブログではお馴染の峠です。
クロスバイクで不動峠ヒルクライムする度に記事にしてましたからね~。
今まで9回登った不動峠、過去記事はこちら。
※このブログの20%は不動峠で出来ています。
過去の記事を見ているとこんな事もあったなぁ(しみじみ)となります。自分用として考えてもブログを書いててよかったなあと思います。
そういや9戦目は記事にしていません。もうロード所有しているし、今となってはいっか。
タイムは自己記録に僅かにとどかなかったです。
ですが自分的には満足しました。自分の中での全力を出し切れたからです。
冬はタイムが落ちるらしいので、自己新記録に届かずとも昔よりは登れるようになったんじゃないかなと思います。
記念すべき初戦(10戦目)のヒルクライムについて語る前に
前回に引き続き、第二回ロードバイクのお勉強です。
今回はギア比について勉強していきましょう。(より専門的な話になります)
前回の記事でギアについては書いたと思います。
今回は更にその先、ギア比についてです。
突然ですが、エスケープrx3(クロスバイク) とTCR1 (ロードバイク)、どっちが軽いと思いますか?
はい、正解はロードバイクです!
エスケープrx3 は約10.5kg。
TCR1 は8.5〜8.9kgぐらい?
重さは2キロ弱ロードの方が軽いです。2ℓのペットボトル一本分と考えると結構な差ですね。
実際にりんりんロードを走ってみた際も、ロードちょっと軽いなって思いました。
でも重かったです。
はぁ?って思われたかもしれませんが、実はロードバイクの方が重い箇所があるのです。
それがギア比、なんです。
ギア比とは?
ギア比とはクランク(フロント側のギアのこと)が1回転する間に後輪が何回転するか?というもの。←これ重要です。
ちなみにクランク1回転=ペダル1回転です。
計算式は単純で、フロント歯数÷リア歯数です。
この数字が大きければ大きいほど、早く進めます。つまり重いギア構成ということ。
逆に数字が小さければ小さいほど、スピードが出ません。軽いギアの組み合わせ、ということですね。
例えばクランクが50Tで、スプロケット(リア側のギアの事)が12Tだとしたら、50÷12=4.17となります。
クランクが一回転する間に、後輪は4.17回転するわけですね。
ロードバイクはスピードを出すための自転車なので、クロスバイクに比べて全般的に重いギア構成をしています。
ヘッポコローディーの私にとっては重すぎるのです。
クロスバイクと比べてどれだけギアが重いのか
2つの画像を載せます。
※「多摩の坂」様からお借りしました。こちらはロードのギア比です。
インナーローで 1.21
アウタートップで4.17
となっております。
こちらはクロスのギア比です。
インナーローで 0.81
アウタートップで4.36
アウタートップはエスケープRX3の方がギア比が上です。
しかしインナーローを比較してみてください。
1.21と0.81です。
控え目に言って
ヤバいですね☆
ただまぁ平地ではインナーで走れば全く問題ないです。
普段私はギア比1,7~2,5 ぐらいで走ってましたから。
(ちなみに一般的なローディはギア比3前後ぐらいで平地を走るらしいです。私の当面の目標はそこですね)
問題は峠、山、ヒルクライムです。
今までの挑戦では、クロスバイクでインナーの1速~4速で登っていました。
表で見ると、ギア比0.81~1.24ですね。
特に最後の激坂(斜度10%超え)は絶対インナーローで登っていました。
インナーローじゃなければペダルを回せなかったのです。
ロードだとインナーローでも 1.21、クロスバイクで言うところのインナー4速ぐらいで激坂を上がらなければいけないのです。
ロードでヒルクライム無理じゃね?
↑これが言いたかった。
実際に走る距離について
あれ、なんか長くなってしまった。でも最後にもう一つだけ。
先ほどの「ギア比」と「タイヤの外周」をかけることにより、ペダル一回転分の距離を計算できます。
私のタイヤは700×25Cというもので、タイヤの外周は2105㎜です。ロードのギア比なら
アウタートップで、 4,17×2105=約8.7m
インナー6速で 2×2105=約4.2m
インナーローなら 1,21×2105=約2,5m
クロスバイクのインナーローなら、 0,81×2105=約1,7m
かなーり違いがありますね。ペダル一周で進む距離って、ギア選択によってこんなに違うんです。
ペダル一回転で遠くへ行けるギアは、その分重いわけです。
最後に
すみません。長くなってしまいました。
ロードに乗るうえでギア比は避けては通れない話題だと思ったので、初めに勉強しておきたかったのです。
今回は専門的で、いつも以上に読みづらかったかと思います。申し訳ございません。ここまでお読みいただきありがとうございました。
後編へ続きます。