ろんぐらいだぁす!聖地巡礼②~VS大垂水峠!(前編)~
漫画「ろんぐらいだぁす!」で描かれた初の峠!大垂水峠です!
大垂水峠の紹介
初といっても、話の展開上ヤビツ峠へ繋げるために挟まれた前座扱いです。(かわいそう)
漫画だと表紙を入れても5Pぐらいしかありませんでした。
アニメでも三話最初の2分だけの出演という短い聖地です。(しかもレーパン話が挿入されてるので、実質1分ちょい)
ていうかアニメを見直してみたらヤビツ峠で後輩を心配する雛子先輩可愛すぎか。
でも初心者に2万円台の折り畳み自転車で、ヤビツ峠を登らせるのは鬼畜だと思います。
痛がる亜美ちゃんの声可愛すぎか。
ろんぐらいだぁす!としては、3話は結構シリアスなお話ですよね。
早速話が逸れました。
そんな訳で大垂水峠はあまり聖地巡礼!って感じでもありません。
でもネタとしては色々起こったのでゆるりとご覧いただければと思います。
(そういえば私、ライド系の記事って聖地巡礼しかあげてなくない……?)
さて、大垂水峠ですが、ヒルクライムの難易度としては最低クラスだと思います。
私の数少ない峠経験(クロスバイク歴4カ月)からすると、
不動峠、フルーツラインより簡単でした。
相模湖側からの登り2本分くらいが日光いろは坂な感じがします。
まぁ、あくまで「ヒルクライムとしての最低クラス」なので、簡単ではありません。
目安としてはクロスバイクで3時間50㌔走破できるぐらいならギリ登れると思います。半日で100キロ走破できる方なら登れるでしょう。
大垂水峠、高尾山口駅から頂上に向かうルート(高尾ルートとします)と、相模湖(相模湖ルートとします)から頂上に向かうルートの2つがあります。
難易度はどちらも低いと思いますが(ヒルクライムとしては!)、初めて峠を攻めるんです!な方は高尾ルートから向かうことをお勧めします。
最初の峠としては最適かと。実際に初めての方が登ったら、これで初心者向けとか頭おかしいんじゃないの??
と思われるでしょうけど。
高尾ルートですが、最初は斜度がゆるいです。途中から徐々に斜度がきつくなるタイプの坂なので、足に自信がない方は最初ゆっくりで行きましょう。(間違っても時速20キロ以上で走らないように!!)
私は事前にその情報を仕入れてなかったので大変なことになりました。
(詳細は後編へ)
相模湖ルートは斜度が割と一定でずっと登っていく感じです。
私が行ったときは相模湖側から登ってくる自動車が多かったので、気を付けたいところです。
こちらも初心者向けだと思います。高尾ルートが物足りなかったらそのまままっすぐ下山して相模湖を攻めてみましょう!
いざ、高尾山口駅へ!
当日、朝、寝坊。呆然。朝苦手なんです。。。
しゃーないと8時30分頃に自宅を出ました。
高尾山口駅にナビを設定したところ、12時45分到着予定???え、そんなにかかるの笑
車の運転は苦手です。通勤目的として使用している種族の人間です。
4時間以上かかるかー。うーん。。。
でもここで行かないという選択肢はないんですよねぇ。。。
颯爽と飛び出す私。
最初の一時間半はすいすいでした。
そこから渋滞が始まる。。。全然進まねぇ。。。
高尾山口駅まで4時間切れるんじゃねとか思ってすいませんでした。絶対無理ですこれ。
遠出する時は早起き必須ですね。。。次回は6時台に家を出ます。
土曜の昼とか渋滞するに決まってるだろ。
渋滞中はほんと、藤原竜也さんばりに
ど゛う゛し゛て゛な゛ん゛だ゛よ゛お゛お゛ぉ゛お゛!゛!゛!゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛
とか言いながら運転してますからね。基地外ゲージがたまります。
こんなんどうしようもないと思いまして、途中でチャート変更。
目的地を少し手前の八王子に変え、近くの安い駐車場を探すことに。
それでも自宅から駐車場まで4時間30分かかりました。。。もう一時だょ。。。
一日400円!!東京でこの値段は神がかってますね!!
大和田のタイムズ、感謝です。(5、6台しか停められないので早い者勝ちです)
近くのマックで昼ご飯です。
なるべく安く抑えないと。今月も赤字確定ですし。。。
浅川からの景色。すごくきれいだったので思わずぱしゃり。
自転車に乗ってるとGOpro?(アクションカメラです)とか欲しくなりますよね。
この先の五叉路がクセモノでした。いえ元木コーチのことではなく。
はい。道を間違えました。
帰りに撮った写真がこちら。
丁度後ろを振り向くと、先ほどの浅川の場所になります。
浅川から素直に進むと確実に間違えます。
正解は一番右をまっすぐ進みます。
左でもまっすぐでも、斜め右でもありません。一番右です。
私はまっすぐ進みました。この後とんでもないことになった。
道に迷う。そして超弩級激坂へ……
道に迷った結果、なんかよく分からんルートを案内されます。フレームバッグから響く、「北です。」「西です。」
どっちやねん。
おじさん右左じゃないと分からないよ。ゴーストレートでもいいからさ。
↑は八王子駅です。偶然通りがかったのでぱしゃり。
ワイ「グ…Google Mapちゃん!もっと分かりやすく道案内して!」
うるさいですね…。
と言わんばかりに↑の道を案内してきます。
愚痴ばっかり言うわがままな私に嫌気がさしたのでしょうか。
明らかに嫌な予感がします。第六感に従って写真を撮ります。不思議なことにドキドキしてきました。
どうやらここは磯沼牧場(磯沼ミルクファーム)というらしいです。テレビでも紹介されていて、結構有名らしいですね。ソフトクリーム食べたかった
Google Map「はい、目的地は左側です。お疲れさまでした」
もちろんグーグルマップちゃんはそんなこと言ってくれません。無言です。僕の事嫌いなの?
速く行けという無言のプレッシャーがseaneryを襲います。
なんだよこの坂……明らかに斜度10%超えています。不動峠以上です。
ていうかどっち行けばいいんだ……。
なんとなく右に行ってみました。だってクラピカは右だって言ってたし。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
「おれは 坂を登っていたと
思ったら いつのまにか降りていた」
な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのか わからなかった…
頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…。
いやまじで。
右側は斜度25%超えているんじゃないでしょうか。
やべぇと思ってダンシングしました。思い切り右足を踏み込んだ瞬間。
「スカッ」
!??!?!?!???!??!?
チェーン外れは何回か経験しましたがスカるのは初めてです。
踏み込んでもこれ進んでるんでしょうか?ていうか危ないです落車します。
なんとか持ちこたえ、足をつきます。まさか峠を攻める前に足つくとは。
地面は妙にぬかるんでましたし、ここは危険です。
戻ろう。
即引き返します。先ほど起こったことは刹那で忘れちゃって、改めて左側から登ります。
この道も辛かったです。(普通に足つきました。)
牛先輩の勝ち誇った顔がむかつきます。(気のせい)
多分こっちの道も斜度20%ぐらいなんだと思います。
経験したことのない斜度だったので、正直全然わかりません。
……坂道コワいコワいなのだった。。。
この道走破できる人いるんでしょうか。。。
なんか長くなってしまったので、後編…ではなく中編へ!
(こういうのって何字ぐらいで区切るのがいいんでしょうかね?)